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2019 FIA-F4選手権 シリーズ 第7戦・第8戦 木村偉織 レポート

FIAF4第7戦富士大会[リタイア]

やや日差しが弱まった薄曇りの空の下、午後1時45分からフォーメーションラップがスタートした第7戦決勝。14周での攻防は、激しい戦いが展開された結果、アクシデントによる赤旗終了という波乱の幕切れとなった。午後1時49分、レッドシグナルが消灯し37台のマシンが一斉にスタート。上位陣では激しいバトルが繰り広げられた。

その中、スタートで1つ順位を上げ、5位争いをしている中1コーナーでライバルに木村偉織らが接触。これにより1周目からSCが入ることになった。セーフティーカーは3周目に消灯。4周目からレースは再開となり、木村偉織と他ライバルが4番手を争う。

木村と小川は300Rで小川が前に出るも、13コーナーでは木村が小川のインを突き、小川がはらむ間に逆転するなど、一進一退の攻防を見せるが、ここに3台が加わり、激戦区となりその集団の1位を木村偉織が走って行った。しかし、マシンのダメージにより思うようにペースを上げられないことにより、7周目に木村偉織が後続の1台にパスされる。

その後接触によりダメージを負っていた木村偉織は、ピットインしレースを終えてしまいリタイアとなった。

Driver’svoice-----------------------------------------

スタートで蹴りだしで上手く行き順位をあげることが出来ましたがその後、バトルの混乱で車にサンドイッチされるような形になり、逃げ場がなく接触。そのままマシントラブルによりリタイアという悔しいレースになりました。

車のフィーリングも悪くなく、スタート後のSCが無ければ表彰台も見えている状況であったことがあり言葉では言い表せられないような気持ちになりました。気持ちを切り替えて翌日の決勝も頑張ります。

FIAF4第8戦富士大会[7位入賞]

8月4日、早朝8時。ドライの中、第8戦決勝がフォーメーションラップの時を迎えた。前日の第7戦を制した佐藤が、この第8戦もポールポジションからのスタートとなる中、2番手スタートの菅波以下、石坂、平木、木村偉織らが佐藤の富士連勝を止められるかがひとつの焦点となった。1周の後、午前8時04分に14周の第8戦決勝がスタート。

1周目から激しい攻防が繰り広げられた。その結果、オープニングラップを終えた段階でのトップ5は菅波、平木、佐藤蓮、石坂、木村というオーダーと上位陣の攻防は序盤から熾烈さを極め、2周目には4番手争いをしていた石坂が後退、代わって平良が4番手に浮上しこれを木村、川合らが追う展開となった。続く3周目には木村が平良を捕らえ、4番手になった。

さらに4周目の1コーナーでは木村と川合が激しく4番手を争うが、さらにこの争いに平良、石坂が絡み、4台での4番手争いが続く。この中から、5周目に1コーナーで川合が木村を再び捕らえ、4番手に浮上するも、翌周には再び木村が4番手を奪い返すなど、目まぐるしく順位変動が続く。

その後は木村偉織がベースを上げトップ3を追い、大きく離れていた差を1秒圏内まで縮めることが出来た。しかし、ここでタイヤも限界へと向かえた木村。ベースが急激的に悪くなり順位をドロップ。結果7位でチェッカーを受けレースを終えることとなった。

Driver’svoice-----------------------------------------

第8戦は第7戦での反省を活かし、チームの為にも“とにかく完走”“とにかくポイントを持って帰る”と集中して挑みました。スタートを上手く決め順位を1つ上げましたが集団の中でのペースで苦戦し、4位の集団を抜け出すまでに苦戦してしまい、そこで前から離されてしまいました。

レース中盤はクリーンな状態で走れたのでペースもよくトップ集団を追えるだけの戦闘力がありましたがやはり集団に追いつき集団に入るとペースが落ちてしまい、それによってタイヤも終わってしまい結果的にスタートから順位をさげるという形でレースを終えてしまいました。

しかし、苦手な富士でポイントを持って帰れたのは自信にもつながりましたしよかったです。


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