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2019 FIA-F4選手権 シリーズ 第9戦・第10戦 木村偉織 レポート

FIAF4第9戦オートポリス大会[6位入賞]

ピットウォークが終わった午後1時。FIA-F4選手権第9戦の決勝スタート進行が始まり13周での戦いとなった。フォーメーションを終え、レッドシグナルがブラックアウトしたのは午後1時19分。

上位陣では平木が出遅れたものの、その他はまずまずの動き出し。しかし、トップの三宅も動き出しは今ひとつで、僅かに加速で勝った佐藤蓮が1コーナーでアウトからトップに浮上。

三宅、太田、小川、川合と続き、スタートで平木をオーバーテイクした木村偉織と菅波冬悟がポジション争いを展開した結果、木村が6番手に浮上、それがオープニングラップのトップ6のオーダーとなった。

その後6台に渡って連なる4位争いを繰り広げていたがレースペースに苦しんだ木村はトップ集団に徐々に離され後続から攻められる展開に。

ポールシッターのものの2勝目に一歩届かず、三宅は2位。3位には太田が入り、。4位にはこれが自身最高位タイとなる小川が入り、5位に川合。6位には最後まで攻められ続けたが守り切った木村が入り、この木村を最後まで攻略出来なかった菅波は7位にという結果となった。

Driver’svoice-----------------------------------------

スタートで上手く行き順位をあげ、その後の詰まった集団の中でも上手くチャンスを活かしポジションを2つ上げることが出来ました。

その後も前の車に食らいつくことは出来たのですが抜くまでは行かずむしろタイヤがタレてしまい後ろから攻められる続ける展開でした。

しかし、後ろから煽られるプレッシャーはSRSで身に着けたので何度かミスをして危ないシーンはありましたがなんとか抑えられました。

明日に向け戦闘力のある車をエンジニアさんと作り上げていきたいです。

FIAF4第10戦オートポリス大会[5位入賞]

台風15号が本州に刻一刻と接近する中、まだ9月8日(日)午前のオートポリスにその影響はなく、FIA-F4選手権第10戦は爽やかな日差しの下、午前9時10分にフォーメーションラップがスタートした。

前日の夜に降った火山灰のためコースは非常に埃っぽいコンディション。前日と同じ13周の決勝の後、どのような結果が待っているのか非常に興味深い一戦となった。

午前9時14分、レッドシグナルが消えると各車いっせいにスタート。ポールの佐藤蓮は好スタートを決め、トップ集団に小川、木村偉織と続く。木村は1コーナーで1台をパスしポジションを1つ上げるという形になった。

その後数周はそのままの隊列となったが小川は苦しい戦いを強いられ、5周目には木村の先行を許すこととなる。7周目に2コーナー付近でクラッシュ発生。車両がグラベルとコース上にストップしてしまい、すぐさまセーフティーカーが導入された。

セーフティーカーは10周終了時にコースを離れ、レースは11周目からリスタート。すぐさま上位陣では激しい攻防が繰り広げられた。佐藤は1秒6差で今季7度目のトップチェッカー。

2位に三宅、3位に川合が入ったが、4位に平木が続くものの、その背後では最終コーナーを立ち上がったところで、太田に木村が並びかけ、並んでフィニッシュラインを通過。

しかし、木村が0.061秒差で太田をかわして5位に滑り込みを果たしフィニッシュする形となった。

Driver’svoice-----------------------------------------

マシンのサブフレームにクラックが見つかり修理しマシンを改善した甲斐もあり抜きにくいオートポリスで3台抜いての5位入賞することが出来ました。

課題であるレースペースもクリアし戦闘力のある車が作れたのが今回の結果に繋がったと思います。いけるチャンスを全て掴みゲットした5位。

まずはチームや関係者皆様と素直に喜びたいと思います。


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